「ART SESSION」シリーズについて
13年以上の中期熟成に差し掛かる原酒から厳選を重ねて選び抜いた1樽であり、RUDDERが初めてボトラーズプランドとして発表したフラッグシップとなるシリーズ。 蒸溜所の歴史や背景に基づいた、その原酒と関連性のある様々なアーティスト・アート作品とセッション。それらを「Classic」、「Contemporary」にアプローチを分けシリーズ化したものがこの「ART SESSION」である。
ART SESSION CLASSIC第19弾の原酒に選ばれたのは、1898年ウィリアム・シンプソンとジェームズ・カールによって設立、スぺイサイドはエルギン地区に19世紀最後につくられた蒸溜所となるグレンエルギン。ホワイトホースのメインモルトとしても知られ、甘くフルーティ、華やかでフローラル、モルティでバランスがとれたハウススタイルが特徴と言えよう。
ラベルには、グレンエルギンが創業した時代にも近い1883年に発表された、ウィリアム・モリスの最も有名なテキスタイルデザインのひとつ「いちご泥棒」(Strawberry Thief)をモチーフに採用。伝統的なデザインとリンクしたフレイバー、印象的な発酵由来の果実の香味とフローラルな香味が楽しませてくれる1本。
テイスティングノート
Tasting comment by 北梶 剛
【香り】甘いオーク、トースト、チョーク、アンジェリカルート、若木、ヒースの花、ゼラニウム、カフェオレとジンジャーブレッド、後からフルーツトマトやいちごのジャムパン。
【味わい】エールビール、もみ殻、麦芽乳飲料、全粒粉ビスケット、大麦糖、黄色いリンゴや和梨、ルバーブ、あけび、マルメロ。徐々に果実の香味が開いてくる。
【フィニッシュ】パネトーネ、ハチミツ、ヤングコーン、エンドウマメのさや、緑茶、甘味と苦味の絶妙なバランス、心地よいフローラルな香味が長く続く。
【コメント】ディアジオ社が所有する蒸溜所の中では、約90時間という最も長い発酵時間になるグレンエルギン蒸溜所。液体酵母の影響もあり、発酵由来の果実の香味とフローラルな香味がとても印象的な仕上がりとなった。
- 生産国:スコットランド
- 地域:スペイサイド
- 度数:56.5度
- 容量:700ml
- カスクタイプ:ホグスヘッド
- 熟成年数:14年
- ヴィンテージ:2010年
- ボトリング本数:268本






